やさしいBIM® 概算

サービス概要

『企画・基本計画段階』での概算は事業予算決定に重要です。事業者はフィージビリティスタディ*1 を行い、収支バランスを確認して建設費の予算を決定します。しかし、『企画・基本計画段階』での概算算出については面積当たりの坪単価を根拠に算出されることが多く、この坪単価を根拠にした算出結果から事業者が精微な検討を行うことは困難です。またこの算出手法は設計段階以降の材料単価による数量積み上げ型の積算手法とは異なるため、コスト情報の推移が分析できません。NCMはこの問題を解決するため、『やさしいBIM®』を基本としたBIMモデルの作成手法を整理し概算算出を行います。

この「やさしいBIM®』を用いた概算算出では、工事費の大部分を占める建設部材を中心に選定した柱や梁などのモデルオブジェクトを単位としてBIMモデルを作成します。このBIMモデルからオブジェクトの数量とそれに付随するテキスト情報を抽出し、概算算出を行います。NCMはBIMによる根拠をもった概算算出支援サービスを提供し、事業性の検討を支援します。

*1 フィージビリティスタディ
企業などが、ある計画の実現可能性を検討し評価すること

メリット

1)『企画・基本計画段階』でのVE/CD検討の高度化
坪単価を用いた概算手法では、概算の際のVE/CDのコスト効果に対して定量的な効果の検証が難しい。『やさしいBIM®概算』を用いることによって、BIM上で変更をモデル化した時点で変更後の数量が確定し、スピーディーで数量的な裏付けのある検証が可能になります。

2)設計者/施工者概算の数量の妥当性検証が可能
『基本設計段階』以降で、設計者や施工者が算出する概算と同様の要素の数量積み上げ手法を用いているため、設計者や施工者が算出するコスト情報の根拠に対して妥当性を検証することが可能となります。

コンサルタント紹介

吉本 圭二

シニアディレクター

建築工学はもとより、機械工学や流体工学など幅広い工学分野を修了し、2013年入社、2019年よりBIM技術を開発する社内チームの主宰を務める。
BIMによる設計や、BIM利用のコンサルティングを実施してきた。CMrとしても、新築・既存建物に対する企画~運用段階までの幅広い業務を行うなかで、建物に関わる事業を行う事業者のために必要な情報を持った「やさしいBIM®」の概念を発案し、開発を行っている。

吉岡 優一

ディレクター

日建設計にて、超高層複合開発、公共施設、研究施設等のBIMを利用した設計業務に従事し、2015年より現職。
大学院でのリサーチ経験をもとに、事業主の視点に寄り添ったライフルサイクルマネジメント(中長期修繕計画立案等)とデジタルソリューションの統合的アプローチを得意とする。国交省「多様な入札契約方式モデル事業」において、地方自治体向けEIR・BEP整備、BIM活用支援の実績があり、事業者メリットを最大化する支援に取り組んでいる。

平山 英幸

ディレクター

大学にてBIMを専門とする研究を行い、2016年に当社に入社。
大学、事務所、大規模海外PJ等でBIMによる設計業務を多数実施した。当社が提供するBIMソリューションの技術的な開発の中枢を担っている。また、CM業務でも大手保険会社の業務、中規模オフィス建替業務等でCM業務だけでなくBIM活用検討も合わせて担当している。

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