自分だけの強みを見つけ、
指名を受けるCMrを目指したい
Office Innovation Domain
アソシエイト(建築担当)
2024年新卒入社
古本 直輝
経歴
-
2023年
大学在学中は、意匠設計を学ぶ研究室に所属。社会課題を題材にした卒業制作に取り組む。
-
2024年
入社後はOJT研修で多様な建物用途に取り組む傍ら、社内外を巻き込んだ活動を企画する。
-
2025年
OJT研修にてプロジェクトの窓口業務などを担いながら、進行上必要な情報の管理・更新などを担当。
所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。
#01 現在の仕事内容
数多くのプロジェクトに参加して、
密度の高いCM経験を積む。
古本さんは2年目ということで、お話を伺うなかでは最も若手です。NCMに入社してからのフレッシュな感想をお伺いできますか?
「新人のときから濃い現場経験ができる」でしょうか。入社後の3年間は研修期間という位置づけで、ひとりひとりに「チューター」と呼ばれる先輩がつきます。その方が担当しているプロジェクトに一緒にアサインされて、OJTでプロジェクトの流れや仕事のイロハを学ぶのですが、入社以来様々なジャンルのプロジェクトに携わりましたね。
1年目に担当してくださった私のチューターは、新卒で入社して、今やうちの会社を代表するプロジェクトのチーフをされている方だったので、20階建て100メートルクラスの大きなオフィスビルや、既存アリーナのアイスリンク化の改修、撮影用スタジオの新築案件など、OJTを通じて多様な経験をさせていただきました。金額にすると数百億、数千億の予算が動くものもあり、その規模感や仕事のスピード感も驚かされっぱなしでした。
プロジェクトのなかではどんなお仕事を?
2年目となった今は、基本計画のプラン考案、議事録や課題管理表更新といった業務がメインです。ほかにも現場段階のプロジェクトでいうと、施工者から送られてきた「施工計画書」や「製作図」を確認しながら、設備、電気、構造といった社内の各設備担当との連携作業ですね。社内確認が必要な際にはそれぞれのスケジュールを確保し、スムーズなプロジェクト進行を叶えるための様々な作業も行っています。そのほか、研修プログラムとして、敷地に対してどれくらいのボリュームの建物が建つかを計画し、基本計画を検討する「ボリュームスタディ」や、設備などの座学研修、契約の進め方などの基礎知識を学んでいます。
学生時代から建築を専攻されていたと伺っていますが、最初からコンストラクション・マネジメント(CM)に興味があったのでしょうか?
当初は「設計」よりも、実際に現場でものづくりをしたい気持ちが強くありました。きっかけとなったのは、大学3回生のときに建築サークルの代表になったとき。「高齢化した団地の再生を目指す」というプロジェクトのリーダーを務めたのですが、そこでの取り組みが上手く軌道に乗る…ということが経験できたんですよ。 その後も建築学科の先頭に立ち、卒業展示の代表を務めることになって、委員会のメンバーと協力しながら、会場に必要な什器作成・展示レイアウトの設計、搬入までを担当しました。 そうした経験を重ねるうちに「プロジェクトをマネジメントする」ということに、大きなやりがいを感じるようになりました。
就職活動の際にはデベロッパーや現場監督なども検討しましたが、プロジェクトの設計フェーズや施工フェーズに専門的に関わることと比較して、CMはプロジェクトの最初から最後まで一貫して携わることができるうえ、横断的にマネジメントもできる。そう感じたことが、NCMに入社するきっかけになりました。
SCHEDULE
とある1日の
スケジュール
-
始業・A社プロジェクトの要項書を修正
-
CADを使用して基本計画の検討
-
昼食
-
B社建築プロジェクトの定例ミーティング
-
新人座学研修(契約や社内リーガルチェックの方法について)
-
メールチェック・会議のペンディングリストを確認
-
終業
#02 この仕事の魅力
建築プロジェクトにおける、
全てのフェーズに携われる。
一つの物件に長く携われることが、やはり古本さんにとってCMという仕事の魅力なんですね?
プロジェクトにもよりますが、基本構想から竣工後の維持管理まで「全てのフェーズを追いかけられる」という部分は魅力的だなと感じています。とはいえ案件ごとに課題も違えば、正解も一つではない。お客様の要望や社会状況に合わせて、その場その場で柔軟に、最適な解答を出していかなくてはいけません。だからこそ、様々なプロジェクトから知識を吸収し続けられるというところも、コンストラクション・マネジャー(CMr)ならではの魅力ですね。
一方で、現場で活躍されたあとのキャリアとしてCM業務を担っている方もいます。
経験値などの不安はありませんでしたか?
「設計・現場経験をへた先輩方の豊富な知識量に新卒が追いつけるかな…?」と不安に思うことも確かにありました。その一方で、先ほどお話ししたチューターのように、新卒で入った先輩がバリバリ活躍されていますから、自分の将来のキャリア形成を考えるうえでもとても参考になります。
新卒で最初からマネジメント職を経験できるからこそ、先輩方の熟練の技を一番間近で見聞きしながら吸収することができますし、先輩に同行して現場に赴くこともできますから、お客様や設計者・施工者と議論を交わす術を間近で学べるのはとても勉強になります。多くの場数を踏むことができて、CMrに必要な「マネジメント力」を磨く環境は、十分に整っていると感じているところです。
先輩方の働き方を間近で見ながら過ごすなかで、特に印象的だったことはありましたか?
先輩方の「図面を見る力」には驚かされます。図面をパッと見たときの違和感を取り逃すことなく「これはおかしい」「ここは直さないと将来トラブルになる」ってすぐに気付くことができるんです。危険や手戻りリスクを未然に防ぐことはCMrとして欠かせない重要な能力ですし、まさに知識と経験がなせる技だなと思います。この仕事は「質問力」と「人間力」がとても大切だと感じていて。出された資料に対してすぐ納得するのではなくて、「もっと良い方法があるのではないか」を常に考えると同時に、設計者・施工者に信頼されるような「人間力」も養っていきたいと思っています。
#03 NCMの魅力
風通しのいい社風のもとで、
先輩方の様々な知識を吸収できる。
NCMの職員として魅力に感じているポイントはありますか?
面倒見の良い先輩が多く、色々なことを丁寧に優しく教えてくれるところだと思います。「新卒はNCMの将来を担う人物になってほしいと思って採用しているからね」って言葉をかけていただいたり、新卒に優しい会社というか、とても手厚いサポートをしていただいているなと感じています。
働き方は基本的に業務状況に合わせて出社か在宅かを選択できるのですが、様々な経験をしているスペシャリストと話しておかないともったいない。そんな気持ちもあって、基本は出社するようにしています。NCMは色々な職種のスペシャリストが集まっている場所なので、知識や経験談を聞くだけでも本当に色々なことを学べます。ただ単に仕事に追われているだけじゃなくて「この仕事が好き」っていう方も結構多いので、同じ空間で仕事をしているだけでモチベーションがとても上がりますね。
フラットな組織や風通しのいい社風なのも一役買っていそうです。
執行役員の方が率先して社内の片付けをしている…というのも日常的な光景です。役員レベルの方がそんな風に動いてくださるので、先輩ともすごく話しやすいですし、いい関係性が築ける場所だなと感じています。先日、NCMのビジョンを決めるためのミーティングに参加させていただいたのですが、自分の意見を発言したときも役員の方々が真摯に受け止めてくださったんです。普通、新卒入社の職員が会社のビジョンに意見するなんてことはあり得ないと思うのですが、「全職員で一緒に会社のビジョンを考えましょう」という目線でいてくれます。
自分の目標として一つ持っているのは、プロジェクト関係者全員から「CMrとして古本さんがいてよかった」と言われるようになること。プロジェクト進行をスムーズに行ったり、発注者の与件を整理することがCMrの大切な役割です。それらをこなしていくことで信頼関係を築けるだけでなく、なかなか口に出しづらい設計者・施工者の気持ちを代弁して、発注者に伝えることもできます。そういった一つひとつの業務を積み重ねることで、いずれはプロジェクト関係者から「プロジェクトにはNCMがいてほしいな」と思われるようになれたらうれしいですね。
ゆくゆくは「ちょっと大変だから、古本さんまた入ってくれませんか?」って個人に依頼されるような存在になりたいと思っています。建築の世界は知れば知るほど奥が深いですから、プロジェクトを動かす人間として信頼されるためにも、日々の業務や資格の勉強に向き合っていきたいなと思います。