「私」というCMがいる価値を
感じてもらえる仕事を

Sustainability & ESG Domain
兼 インキュベーション推進グループ
ディレクター(建築担当)
2012年新卒入社

吉岡 優一

CAREER

経歴

  • 2011年

    デルフト工科大へ留学後、大学院では建築意匠・都市論を学ぶ。

  • 2012年

    NCMに入社。研修プランに則り日建設計に3年半の出向。建築設計・監理の原点を形成。

  • 2015年

    出向後はNCMで調査・新築改修・建物用途を問わず幅広く、多くの仕事を経験。

  • 2025年

    Sustainability & ESG Domainに所属しながら多彩なプロジェクトを進行。

所属、​役職および​インタビュー内容は​掲載当時の​ものです。​

#01 現在の仕事内容

ビルディングタイプにこだわらず、
自分が理想とするCM像を全うする。

吉岡さんはサステナビリティ&ESGドメイン所属ということですが、現在のお仕事内容についてお伺いできますでしょうか?

吉岡さん

私の場合、前提として仕事の取り組み方が、いわゆるドメインレスでして…もともとはグローバルPMドメイン、その後現在のドメインに所属しているのですが、実際の仕事はドメインの垣根をこえて行っています。基本的に自分で仕事を取ってくる「何でもやります」スタンスなので、ホテルや公共施設、物流施設や子ども園といった、ビルディングタイプにかかわらず仕事を進めていますね。

そのような仕事スタイルになったきっかけはあるんですか?

吉岡さん

10年くらい前でしょうか、上司の下で短期間・大量のプロジェクトをひたすら回していく時期がありました。オフィスビルやテーマパーク、音楽ホールの改修といったビルディングタイプを問わないものばかりでしたね。年間で10件ほど、売上には貢献していますし、評価も良かったのですが、「入社時に関心のあった原点に還ろう」と。自分が関心がある領域、例えば公共施設のプロジェクトや、まだ「何をつくったらいいのか分からない」といった民間の仕事などに積極的に取り組むようになって今に至るという感じです。

現在も非常にたくさんのプロジェクトに携わっているとお聞きしています。

吉岡さん

現在は16プロジェクトほどでしょうか。それこそテーマパークや冷凍冷蔵自動物流倉庫関係、公共系の市民広場や子ども園、ホテルなどビルディングタイプ関係なく取り組んでいますね。

直近の具体例で挙げるとするならば、海沿いにホテルを開発しているプロジェクトが分かりやすいかと思います。建物のボリューム感や客室数は自動的に決まっていくなかで、じゃあ「どういうレストランを入れるのか」「スパ&サウナはどんなコンセプトにしていくのか」とか、担当者が思い描いている、でもどうしたらカタチにできるのか分からない内容のお話を聞いて、打ち合わせのその場で手描きでビジュアライズしてみたり。「テナント誘致はどこにアプローチしたらいいか」みたいな事業計画に落とし込むまでを、発注者側の側近として取り組んでいる、といったところです。

お客様ごとに違いはありますが、「プロジェクトをどうデザインしていくのか」というスタンスに違いはないですね。そこに自分の強みが活かせている気がします。

ONE DAY
SCHEDULE

とある1日の
スケジュール

  • 始業・Aプロジェクト全体会議

  • 翌日打ち合わせに向けた会議資料作成

  • Bプロジェクトの設計分科会議

  • ランチ・移動

  • オフィスにて社内プロジェクトの企画会議

  • 現場近くのワークスペースにてミーティング

  • Cプロジェクトの現場打ち合わせ

  • 社内打ち合わせ・移動

  • 終業

#02 この仕事の魅力

担当者を出世させることも、
自分のCM業務の一つだと捉えて。

コンストラクション・マネジャー(CMr)として「この案件は自分がやるべきだ」と考える基準はあるのでしょうか?

吉岡さん

発注者側がすでに「このオフィスビルがつくりたい」とか「こんな倉庫がつくりたい」って決まり切っている場合には、私の出番はあまりないのかなと思っています。反対にルーティーンワークにならない仕事、新規事業に関するものや「やり方が分からない、どこから手をつけたらいいのやら…」といった無理難題になればなるほど得意ですね。非定型業務をいかに定型化するのか、そこを決めていくのがコンストラクション・マネジメント(CM)の一番大きな役割だと思っているので。

吉岡さんは仕事に対する明確なポリシーもありそうなのですが、いかがでしょうか。

吉岡さん

それはありますよ。1つ目は「一緒にやった発注担当者を出世させる」ということです。「NCMという外注を使えば(発注担当者である)あなたが最もパフォーマンスを発揮できる」という状態をつくりあげることを意識しているので、その担当者がプロジェクトを通して成長するというのはかなり重要なファクターですね。そして、そのためには2つ目の「全力でどぶさらいをやる」というスタンスでしょうか。要するに様々なステークホルダーのあいだに立っての調整に力を注ぐ、それが結果的に「この人がいると、プロジェクトがよく回るなあ」という実感につながっていくと考えています。

「どぶさらい」とは何とも強烈なワードですね。

吉岡さん

「何でCMってお金もらえてるんだろう」って考えると、正直なところ誰もやりたくない仕事だからっていうところが大きいので。そうしたやり損ねられている仕事を創造的な価値に変えていくっていうのがミッションだと思っています。それはCMのキーテクノロジーと言ってもいい。

例えば分かりやすく「図面」で説明すると、設計者は設計図を一生懸命書くんです。発注者も「このインテリアデザイナーを使いたい」っていうところは決める。施工者も「図面ができたらこう施工しますよ」とは言える。でも、建築設計図とインテリアデザインのあいだで情報がどうずれているか、施工的にはどうかみ合ってないか。「この図面とこの図面の足りてない部分の図面を書かないといけないよ」とか、専門的な判断力と技術力がいるところをまとめていく、みたいなところです。それを総じて「どぶさらい」と呼んでいるわけです。でも、プロジェクトごとにそうした部分を見つけていくことが、個人的な仕事の面白さにもつながっているんじゃないかと思っています。

#03 NCMの魅力

次のキャリアを見据えて
「日建ブランド」を存分に活用できる。

吉岡さんなりの「NCMで働く魅力」はどういったところに感じておられますか?

吉岡さん

やはり「日建グループである」ということは、私のなかではすごく重要ですね。日建設計自体がオープンイノベーションに力をいれていることもあり、情報交換も盛んですね。東京に「PYNT(ピント)」という共創施設を開いていたりと、グループ内だけでなく社外の人とも一緒にやろうっていう強いマインドがあり、すごく魅力的な環境かなと思っています。そのカルチャーを受け継いでいるのか、NCMも様々な価値観を持った人が「いいプロジェクトとは何か」とか「いい建築プロジェクトってどんなものだろう」をそれぞれに考え行動に移している。そんな環境にいられていることは、結構面白いなと思っています。

多くのプロジェクトに参加する分、ひとりひとりの経験値も桁違いになりそうです。

吉岡さん

日建設計に同期入社した職員の場合、関わるプロジェクトが大きい分、10年間のキャリアのなかで完成した案件が3つ、とかもあるんですよね。その点では、NCMは大小様々、本当に多様なビルディングタイプかつ、数をこなしていくし、建築に関する経験値を広く積んでいけるところは魅力だと思います。

会社に出社する余裕がないくらい、色々な現場にとにかく行き続けないといけない、ということを楽しめる人には、すごく楽しい環境です。プロジェクトが多いということは、つながる人もすごい数なので、1ヶ月で100人ぐらいと名刺交換して…。働く環境としても、出社や在宅を自律的に計画でき、柔軟に働けるところは魅力だと思います。

今後はさらにドメインレスな仕事を推し進めていくつもりなのでしょうか。

吉岡さん

クロスドメインの仕事を増やしていきたいと思っています。分かりやすいところだと、例えば地方自治体の財政状況のなかで、戦略的に生き残る効率化と投資をしていかないといけないときに、公園のなかに商業施設やホテルを誘致したり。インバウンド向けに観光客の受け入れ先として機能させて、地方都市の魅力的で文化的な観光体験につなげていく。それがちゃんと地域経済として循環する。適切な人口規模に応じたモデルがつくれたら面白いし、それこそCMのスキルを持つからこそできることだと思いますから。もちろんルーティーンワークではないので、日々学ぶことも多いですし、色々な方々との協業が自分自身のスキルアップにもつながっていくと感じています。

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