設備コンサルティング

60名を超える設備分野の専門技術者が在籍。その高い技術力×マネジメント力を活かし、企画段階から完成・運用段階まで、シームレスかつ幅広いサービスでプロジェクトの成功を支援します。

建物の付加価値は、設備をどう考え、どう判断するかで決まります。

設備(電気・空調・衛生設備)は、建築のその長い歴史のなかで比較的新しい分野の技術です。しかしながら、その重要性は社会の発展とともにますます高まっています。将来的には地球規模の様々な社会課題を解決するために更なる高度化・高機能化が求められていくでしょう。現在でもコストの優位性・快適性・エネルギーの合理化・安全性・維持管理性・BCP/レジリエンス強化・自動化/省人化等、設備は建物運営のあらゆる場面に関わる重要な機能です。

私たち日建設計コンストラクション・マネジメント(NCM)は、発注者目線で中立的にアカウンタビリティの確保に努めるとともに、設計者・施工者等の各種プレイヤーとの調整等プロジェクトの運営を幅広く支援します。新築・改修に関わらずバランスの取れた設備を具現化し、建物が抱える様々な課題やエネルギー問題等を解決する設備コンサルティングサービスを提供します。

NCMは個々の建物が抱える設備的課題に対して一歩ずつ着実にサービスを提供することで、その先にある環境破壊・気候変動・人口変動問題等の社会課題解決に微力ながらも尽力し、サステナブルな社会に貢献する設備のプロフェッショナル集団であるべきと考えています。

私たちが考える設備コンサルティング

1. 発注者と設備を“つなぐ”

設備に関しては、インハウスで技術者を抱えておらず、設計者や施工者に任せきりになってしまうことも少なくありません。設備は快適性や環境性能だけでなく、修繕費・光熱費等事業に大きな影響を与える重要な要素です。設備改修プロジェクトでは、様々な制約条件により、十分な検討時間が確保できず、既存機器と同等の機器への更新を選択するケースも少なくありません。もちろんそれが最適な場面もあります。

NCMでは、制約条件や予算を踏まえた費用対効果の高い最適なシステムを提案することが可能です。また、新築プロジェクトにおいても発注者に対して、設計者からの提案を分かりやすく解説するとともに、システムの優位性に関するアドバイスを行い、スムーズな意思決定を支援します。

【空調・照明制御・風量発電比較例】

2. 建物の“企画から運用”を見捉えた視点の導入

建物は「使われて初めて完成」となります。設備も、維持管理性や増強等のフレキシブル性や更新性といった運用後の視点を早い段階で加えることが重要です。

NCMは企画・設計初期段階から設備方針に関与し、意匠・構造との整合を図りながら、実現可能で持続可能な設備計画の構築を支援します。また、見落とされがちな「メンテナンススペース」や「将来更新ルート・スペース」等に配慮し、初期段階からライフサイクルコストを見据えた合理的な設備構成の採用プロセスを支援します。

【中長期設備計画策定イメージ】

3. 多様なリスクに備える“シナリオの共有”

設備に対して、AIを用いたスマートビル化や環境性能向上等、ますます投資が増えると予測される時代を迎えようとしています。その一方で、物価上昇による建設費高騰や、労務人材不足による工事の中止等、建設を取り巻くリスクは年々増大しています。コスト・マネジメントや発注マネジメントの工夫だけでは、対応しきれない場面も生じています。

NCMでは、細かなリスクの排除に努めるだけではなく、プロジェクトの根幹を揺るがすリスクに対しても、その先起こり得るシナリオを発注者と事前に共有することで、不確定な時代にも事前に備えて、どちらに舵をとるべきかといった発注者の意思決定を支援します。

【電源系統の総合検討イメージ】

私たちの特長

業界のトップランナーであるNCMだからこそできる「統合視点の設備計画」

NCMは、建築・構造・設備の技術者が多数在籍しています。また、各種のスペシャリストを有する日建グループとの協業も可能です。単独で設備のみを最適化するのではなく、意匠・構造・設備、そして将来の運用まで一貫した「統合型マネジメント」により、優れたコンサルティングサービスを提供します。

設計者でも施工者でもないNCMだからこそできる「発注者目線 」

最大の目的は発注者のニーズに則した建物をつくることです。設備も同様に発注者のニーズに則したものであるべきと考えています。中立的な第三者として、透明性・公平性をもって、発注者目線でステークホルダーをマネジメントし、プロジェクトの推進を支援します。

【プロジェクト体制表】

業務メニューが多岐にわたるNCMだからこそできる「柔軟な業務対応力」

NCMでは多様なサービスメニューを展開しており、建設プロジェクトの全て、もしくはその一部、さらに運用後のコンサルティング等、どのようなタイミングでも発注者のニーズにこたえられる実績と体制があります。そして、設備は環境関連法規制や社会トレンドの変化に大きく影響を受ける分野です。NCMには、省エネ法、ZEB、BELS、GWP対策、補助金制度活用等の様々な技術に精通したメンバーが在籍しています。発注者の方針や経営戦略に即した設備方針を整理し、ESG経営やCSR等を設備の視点から戦略的に支援します。

提供サービス

新築プロジェクト

・用途特性や発注者のニーズに応じた「設計与条件」の整理と共有
・敷地周辺インフラ状況の整理
・設備方針や性能与件の整理と可視化
・設計者、施工者に対する発注支援
・将来拡張を考慮した設備容量・系統計画・スペース検討支援
・BCPやレジリエンス、環境ラベリング対応等の検討支援
・品質に関する事項、与件に対する整合性を踏まえた設計図書のレビュー
・施工段階における技術的助言
・現場定例会議への参画、現場巡回、進捗確認
・VE/CD検討、コスト増減マネジメント
・中間検査、竣工検査対応
・補助金、助成制度の活用支援

改修プロジェクト

・建物調査や劣化診断、関係各所への状況ヒアリング
・中長期修繕計画の整備や見直し
・影響度や予算配分等に則した改修優先順位の設定
・改修可能範囲と工事制約条件の整理
・稼働しながらの改修に伴うゾーニング計画とローリング計画調整支援
・各設備改修毎のスケジュールの作成
・電気・空調・衛生設備の更新最適化支援とコストシミュレーション
・設計者や施工者に対する発注支援
・品質に関する事項、与件に対する整合性を踏まえた設計図書のレビュー
・施工段階における技術的助言
・現場定例会議への参画、現場巡回、進捗確認
・VE/CD検討、コスト増減マネジメント
・中間検査、竣工検査対応
・補助金、助成制度の活用支援

各種コンサルティング

・設備(受変電設備・熱源設備・空調設備等)改修コンサルティング
・中長期修繕計画・配管劣化調査に関するコンサルティング
・LCC/LCCO2に関するコンサルティング
・設備コストに関するコンサルティング
・環境性能向上や環境性能ラベリング取得に関するコンサルティング
・有害物質除害、脱フロンに関するコンサルティング
・BCPやレジリエンスに関するコンサルティング
・安全性やセキュリティに関するコンサルティング
・中央監視や自動制御、BEMS等に関するコンサルティング
・DXや自動化に関するコンサルティング
・各種環境規制強化に対するコンサルティング
・建物の設備的不具合(漏水・結露・騒音・臭気等)に関するコンサルティング
・補助金、助成制度の活用可能性検討
・その他(NCMや日建グループで対応可能な場合もありますので、都度お問い合わせください)

設備に関するお悩み例

事例1 中長期的修繕投資計画を検討している事業主の方へ

「どこから手をつければよいか分からない」「設備の老朽化や不具合は感じていても、建物全体の投資計画や、事業への影響を考えると踏み切れない」といったお悩みに対して、中長期的投資計画を全体最適で見える化し、投資計画の立案をサポートします。

NCMは、設備全体の構造・運用・更新周期等を総合的に判断し、「改修の優先順位」「長期的な投資計画のサポート」「長寿命化への備え」「エネルギーの合理化」等を明確化します。部分最適ではなく事業と建物の未来にとって最適な投資判断の意思決定を支援します。また、NCMが中立的な立場から関与することにより、ステークホルダーへのアカウンタビリティの確保につなげます。

事例2 設備更新を検討している事業主の方へ

「具体的な設備改修の計画を立案したいのだけれども、誰に相談したらいいのか分からない」「また、折角のタイミングなので、設備の更新以外の検討もしたい」といったお悩みに対して、発注者の設備更新プロジェクトの代理人としてサポートします。

NCMは、工事制約等の与条件の整理、改修システムの比較提案等の基本計画から、発注用資料の作成や各社コスト比較等の発注支援を行います。また、設計/現場定例会議に参画し、品質・スケジュール・コストのマネジメントを実施するとともに、技術的な助言を行い、工事完成までプロジェクトのスムーズな運営をサポートします。

事例3 「エネルギーの合理化」「環境認証」等環境性能向上を考える担当者の方へ

「ZEB・BELS・CASBEEといった環境認証の取得や、エネルギーの使用量の削減を検討したいがどうすればいいのか分からない」といったお悩みに対して、「なんとなく良さそう」ではなく、環境・コストの“根拠”を整理し、サステナブルな事業活動をサポートします。

NCMは、エネルギー使用量の分析による費用対効果や設備の経年劣化を踏まえた設備更新の提案や建物用途や事業目的に合った評価基準による改修メニューの提示等総合的な視点でのエネルギーの合理化を目指します。環境認証や補助金等の選択についても整理し、“発注者にとって意味があるか”を重視し、施設の環境性能向上を総合的に支援します。

事例4 計画段階から専門的な設備の相談をしたい担当者の方へ

建物の空間・機能・事業のために、設備は「整合」してこそ価値を発揮します。「建設プロジェクトを計画しているが、インハウスで設備技術者を抱えていない」「設計者・施工者との間に入る技術的通訳が欲しい」といったお悩みに対して、設計者・施工者の提案を第三者の視点で助言し、建設プロジェクトをサポートします。

NCMは、建築・構造との調和はもちろん、将来の増改築や建替えも見据えた柔軟な設備構成の採用までのプロセスを支援します。設計者や施工者とは異なる立場から、事業視点での設備方針を整理し、建物全体を最適化する設備コンサルティングを実行します。

コンサルタント紹介

合六 宏一

シニアディレクター

電気/機械設備の専門技術者として様々な用途の建設プロジェクトでの経験を有し、建築設備業界の建設事情に精通。特に空調設備熱源改修等大規模設備改修プロジェクトのCM業務を得意としており、あらゆる条件・制約を様々なアプローチで計画を具現化します。また、前職での経験を活かし、海外でのCM業務も得意としています。

末廣 大地

シニアディレクター

組織系設計事務所で庁舎、学校、生産施設、研究所、医療施設等幅広い分野の新築・改修設計に携わったのちに入社。大規模病院、オフィスを中心に新築・改修問わずCM業務を展開。また照明学会関西支部幹事として、各ワークグループ、委員会等活動を兼務。設備分野にとどまらず、プロジェクト全体を見据えた課題解決をサポートいたします。

埜口 雄一

シニアディレクタ-

オフィス・ホテル・官公庁をはじめ、医療福祉施設・生産研究施設等用途、国内外問わず多岐にわたる事業領域での新築・改修工事の計画から施工フェーズまでシームレスに業務を遂行。専門分野の中でも監視制御やデジタル領域(BIM)を得意とする。発注者の抱える課題解決に向けた具体的な提案に主眼を置き、専門性の高いサービスを提供することでソリューションを展開します。

前本 洋志

シニアディレクタ-

電気・機械設備設計に関する豊富な経験を持つ。様々な建物用途のプロジェクトにおいて、新築、改修、保全計画のCMを複数担当しており、設計/工事発注支援・技術支援・LCM・コストコントロール等多様な業務を実施。物事の核心をついた助言を行い、アカウンタビリティを確保した様々なプロジェクトを遂行。マネジメントの豊富な実績を活かして、クライアントに寄りそったプロジェクトの最適化に貢献することをお約束します。

井村 隆

ディレクタ-

大手建設会社で新築・改修プロジェクトにおいて様々な用途の電気設備の設計・監理を担当したのちNCMに入社。当社では事務所ビル、病院、学校、工場の新築工事の他、大規模事務所ビル・病院の改修等高度な設備技術を必要とする案件を中心にCM業務を展開。永年培った電気設備の設計・施工のノウハウを活かしクライアントをサポートしプロジェクトの成功に導きます。

熊倉 孝

ディレクタ-

空調・衛生設備専門技術者のCMrとして病院、オフィスビル、物流施設、商業施設等の様々な用途の建設プロジェクトに携わっており、近年多様化している建設課題の解決に取り組んでいる。既存建物のバリューアップ提案・改善提案やコスト精査の多数実績もあり、業務の大小問わず、クライアントの要望に真摯に向き合い、よりよい解決策を提案します。

高橋 渉

ディレクタ-

制約条件が多い特高受変電設備・大容量UPS設備・発電機更新等の電気設備における改修CMのスペシャリスト。その他、様々な用途においての基本構想等初期段階から参画し、設計・施工・竣工後のライフサイクルマネジメントまで、一気通貫のCM業務に従事。課題解決を行いながらクライアントのニーズをいち早く汲み取り、設備専門領域のCMサービスを推進します。

竹井 正好

ディレクター

日建設計での豊富な機械設備の設計経験を活かし、事業性検討・補助金導入支援業務・PM・CM・中長期保全計画・省エネ改修計画立案・改修工事コンサル等、数多くのマネジメント/コンサルティングに従事。専門分野に留まらず、建築・構造・電気設備を含めた総合的なマネジメントを得意とし、複雑かつ難易度が高いプロジェクトにおいてクライアントの想いにこたえ、あらゆる課題解決に貢献します。

立石 一成

ディレクター

設備専門工事会社で豊富な機械設備の設計・積算・施工経験を持ち、特に生産施設や研究施設等専門性の高い設備領域のマネジメントを得意とする。数多くの発注支援、設備技術支援、コストマネジメント、建物の維持保全に係るコンサルティング業務の実績があり、あらゆるプロジェクトを設備領域からクリエイティブにマネジメントします。

西澤 聡

ディレクター

前職の施工管理や発注者側エンジニアの経験を最大限に活かし、オフィスビルの基幹となる電気設備や防災設備、昇降機設備に関わる改修CMプロジェクトを得意とする。積極的にコミュニケーションを取りながら、ステークホルダーにとって最適な品質・スケジュール・コスト・リスクのモニタリングや助言を通じて、クライアント目線でトータルマネジメントを実行します。

貫名 篤郎

ディレクター

日建設計で培った技術力と調整力を活かし、多用途プロジェクトを担当。特に、複雑な空調システムの熱源改修計画プロジェクトにおいて高い専門性を発揮。担当するプロジェクトでは、環境性・経済性・社会性に考慮した立案を行い、高品質なサービスを提供。最新の技術動向を常にキャッチアップし、様々な選択肢を提供することで、クライアントのニーズにこたえ、最適なソリューションを実現します。

森山 尚

ディレクター

組織系設計事務所および設備専門工事会社での豊富な機械設備の経験を活かし、官庁・大規模複合施設・ホテル・研究施設等の新築・改修を問わず幅広いCM実績を有する。特にアリーナ等のスポーツ施設の分野で大空間の空調システム等の専門性が高い設備マネジメントを得意とする。スピーディーな対応と的確なアドバイスでクライアントのニーズに全力でこたえます。

山田 尚毅

ディレクター

生産施設のスペシャリストとして、国内外の大型プロジェクトに設備CMrとして参画。豊富な知識と高いスキルを持ち、あらゆる課題を解決してきた実績を有する。特に海外のギガファクトリーの建設PJにおいては、プロジェクトチーフとして従事。計画段階からコストコントロール、スケジュールモニタリング等設備全般のマネジメントを実施。技術力とマネジメント力の両輪で、様々な課題解決にクライアントとともに取り組んでいきます。

CONTACT

お問い合わせ

建設プロジェクトに関するあらゆる疑問にお答えします。
お気軽にお問い合わせください。

メールでのお問い合わせ

お問い合わせはこちら

お電話でのお問い合わせ

Tel. 03-5803-9770 平日9時10分〜18時10分

RECRUIT

採用情報

NCMは、総合マネジメントファームのメンバーとして、
ともに未来をつくっていくための人材を募集しています。

採用情報はこちら