やさしいBIM® for 概算

企画・計画段階において、コストを面積当たりの坪単価からではなく、BIMモデルから数量を算出して概算を行います。川上段階から定量的なコストの算出を行うことで、VE/CDの効果検証や事業性評価の精度を高め、より確かな意思決定を支援します。

企画・計画段階での概算は事業予算の決定に重要です。事業者はフィジビリティスタディ*1 を行い、収支バランスを確認したうえで建設費の予算を決定します。しかし、企画・基本計画段階での概算の算出は、面積当たりの坪単価を根拠に算出されることが多く、その結果から事業者が精微な検討を行うことは困難です。
加えてこの算出手法は、設計段階以降に用いられる、材料単価による数量積み上げ型の積算手法とは異なるため、コスト情報の推移が分析できません。

私たち日建設計コンストラクション・マネジメント(NCM)はこの問題を解決するために、「やさしいBIM®」を基本としたBIMモデルの作成手法を整理し、概算算出を行います。

「やさしいBIM® for 概算」では、工事費の大部分を占める建設部材を中心に、選定した柱や梁等のモデルオブジェクトを単位としてBIMモデルを作成します。そして、このBIMモデルからオブジェクトの数量とそれに付随するテキスト情報を抽出し、概算算出を行います。
NCMはBIMを活用し、根拠ある概算算出支援サービスを提供し、事業性の検討を支援します。

*1 フィジビリティスタディ(Feasibility Study)とは、企業等が、ある計画の実現可能性を検討し評価することを指します。

メリット

1. 「企画・基本計画段階」でのVE/CD検討の高度化

坪単価を用いた概算手法では、概算の際のVE/CDのコスト効果に対して定量的な効果の検証が困難です。「やさしいBIM® for 概算」を用いることによって、変更内容をBIM上においてモデル化した時点で変更後の数量が確定し、スピーディかつ数量的な裏付けのある検証が可能になります。

2. 設計者/施工者概算の数量の妥当性検証が可能

「基本設計段階」以降であっても、設計者や施工者が算出する概算と同様の要素における数量積み上げ手法を用いるため、設計者や施工者が算出するコスト情報の根拠に対して妥当性を検証することが可能となります。その履歴をシステム内にストックさせることで、従来の創意工夫によるノウハウを継承しつつ、さらなる業務の安定化を実現します。

3. データ蓄積による概算精度の継続的な向上

「やさしいBIM® for 概算」を用いることで、要素ごとの数量やコスト情報が体系的に蓄積され、ビッグデータとして活用できるようになります。活用事例が増えるほど、市況データとのマッチング精度が高まり、概算の精度は継続的に向上します。また、蓄積されたデータをもとに誤差要因を推定することも可能となり、将来的にはより高精度で安定した概算を実現できます。

コンサルタント紹介

亀山 久未果

アソシエイト

生産工場や倉庫におけるコンストラクション・マネジメント(CM)業務を経験。やさしいBIM®では、開発にも携わり、企画・基本設計段階から維持管理段階まで、幅広い業務を担当しました。現在は、事業者のみならず設計者・施工者にとっても有益なBIM活用を提案し、DX推進に貢献しています。

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