リノベーションコンサルティング

近年の不動産・建設業界は、大きな転換期を迎えています。地球規模ではSDGsに代表される持続可能な社会への関⼼が⾼まり、⽇本国内では空き家問題や建設業界の⼈⼿不⾜等を背景に、既存建物を活⽤する「ストック型社会」への移行が求められています。

私たち⽇建設計コンストラクション・マネジメント(NCM)は、こうした社会情勢を捉え、「改修工事支援」に留まらない、企業価値や事業持続性を見据えた「Renovation(リノベーション) 戦略」をご提案します。

NCMは、最新の技術・知見・アイデアを駆使して、お客様の建物を価値あるカタチで創造的に活⽤し続けることで、持続的な事業成長を支え、循環型社会の実現に寄与します。

リノベーション戦略を考えるうえで重要となる5つの観点

建物を取り巻く社会環境・市場の変化に対応し、資産価値を再構築するためには、リノベーション戦略の意義を多角的に捉えることが重要です。
5つの観点を基に、最適なリノベーション戦略の立案をサポートします。

  • 社会課題の解決

    社会課題の解決

    都⼼部では建築物の量的な充⾜により、中⼼市街地の空洞化や空家の増加といった課題が発⽣しています。既存建物の利⽤は、これらの解決策の一つとなります。

  • 市場変化への対応

    市場変化への対応

    経済の動向や建設投資動向の変化等、日を追う毎に変化する市場に対し柔軟かつ迅速な対応が可能です。

  • 新たな価値の創造

    新たな価値の創造

    建築物固有の社会的存在価値を残しつつ、新たな体験や価値を加えることにより、新築の建物にはない魅⼒を⽣み出し、⼈々の⽣活環境をより豊かなものにします。

  • コストメリット

    コストメリット

    既存の建物の⻑寿命化を図ることにより、建設コストの低減、⼯期の短縮が可能です。また、営業を継続しながら建物をバリューアップすることができます。

  • サステナブル/循環型社会への貢献

    サステナブル/循環型社会への貢献

    環境問題等を背景に、建築物を取り壊すことに対しては、これまでにない慎重さが求められています。また、建築物のリノベーションは新築と⽐べCO2排出量や廃棄物量の抑制につながり、環境配慮型の建物再生に寄与します。

リノベーション事業フロー

NCMはコンストラクション・マネジメントの多様なスキルと建設技術に⽴脚した専⾨知識を駆使して、お客様資産の有効活⽤や企業活動をワンストップで⽀援いたします。

【リノベーション事業のプロセス】

NCMのリノベーションサービス

NCMはリノベーション案件に関する多様な実績から、あらゆる⽤途・技術・⼯法に対応し、お客様のニーズに合ったソリューションを提供します。

1. プロセスからアプローチする歴史的建造物の再生

東本願寺御影堂(左)/真宗大谷派難波別院(中央)/祇園甲部歌舞練場(右)

歴史的建造物の再生には、以下のような課題が挙げられます。
・技術的課題:耐震性能の不足、老朽化・劣化対策、伝統工法と現代技術の調和等
・制度・法規制の課題:文化財指定による制約、現行法規との不整合等
・財政的課題:専門技術や材料の確保に伴う高額な修復・維持費、資金調達の困難さ等
・社会的課題:多様な関係者との調整、現代的な活用方法や運営の模索等

これらの課題に対して、再生プロセスそのものを見直し、専門的知見と柔軟なマネジメントを活用することで、文化的価値と現代的機能の両立を図り、歴史的建造物の持続可能な再生を支援します。

▶事例:東本願寺 御影堂
▶事例:真宗大谷派難波別院 新事業化計画
▶事例:祇園甲部歌舞練場

2. 複数保有施設の価値を最大化するLCC(ライフサイクルコスト)を踏まえた改修計画

フェニックスシーガイア(左)/横浜ビジネスパーク(右上)/しまね海洋館アクアス(右下)

用途が多岐にわたる施設群や複数の建物を保有する事業者にとって、改修計画は「資産価値の維持・向上」「保全費の最適化」「長寿命化の実現」等、複雑かつ長期的な課題を伴います。

NCMは、こうした課題に対し、経営・運営・保全の視点を融合した総合マネジメントを提供しています。LCCの縮減や保有施設の有効活⽤、リブランディング等、施設価値の持続的な向上を支援します。

▶事例:フェニックス・シーガイア・リゾート 大規模リニューアル
▶事例:横浜ビジネスパーク
▶事例:石見海浜公園 しまね海洋館

3. 稼働を⽌めることのできない施設における改修と居ながら営業の実現

⽇本橋⾼島屋S.C.再開発計画(左上)/三宮地下街(右上)
HGSTジャパン藤沢2号ビル(左下)/アトレ⽬黒1A館(右下)

施設の営業・操業を継続しながら改修を進めるには、事業への影響を最小限に抑える計画と、柔軟なマネジメントが不可欠です。商業施設やホテル、地下街、工場等、稼働を止めることのできない施設における改修を実現し、事業継続と安全性、資産価値の向上を支援します。

▶事例:日本橋髙島屋S.C. 再開発計画[日本橋2丁目地区第一種市街地再開発事業]
▶事例:三宮地下街
▶事例:HGSTジャパン藤沢2号ビル
▶事例:アトレ目黒 1A館

4. 耐震改修における確かな技術⼒とソリューション

米子市公会堂外観(左上)/屋根構造体撤去新設時の工事状況(左下)
広島県庁舎外観 (右上)/耐震補強後の執務室およびエントランス(右下)

建物の構造躯体に求められる主要性能は「耐震性」と「耐久性」であり、これらは不動産評価にも密接に関係しています。また、耐震基準の改正により既存の構造が不適格になると、安全性が相対的に低下し、資産価値にも影響をおよぼします。

このような性能が低下した建物を再生するには、再生後の利用期間に応じた劣化防止策と、現行基準を満たす耐震改修が不可欠です。さらに、建築再生の本質的な目的は構造性能の向上だけでなく、建物の利用価値を高めることでもあります。そのため、居住性の向上や用途の刷新を通じて、資産としての魅力を再構築することが重要です。NCMは、耐震改修プロジェクトにおいて、BELCA賞をはじめ複数の受賞実績を有しており、確かな技術力とソリューションを提供します。

▶事例:米子市公会堂
▶事例:広島県庁舎(本館・南館・議事堂・北館・農林庁舎・東館)

5. 環境×快適性に配慮した未来志向のバリューアップ

エピックタワー新横浜(左)/NCM大阪オフィス(中央)/住友商事竹橋ビル(右)
上段:改修後、下段:改修前

老朽化した建物の再生において「環境性能の向上」「快適性の確保」は、現代の都市・社会にとって重要な課題です。気候変動への対応、エネルギー消費の抑制、都市のヒートアイランド対策、そして働く人の健康や生産性の向上等、多様な視点から建築のあり方が問われています。NCMは、こうした課題に対し、建物の用途転換や設備の更新にとどまらず、居住性・利便性・都市との調和を重視した、施設のバリューアップを推進します。

▶事例:EPIC TOWER SHIN YOKOHAMA
▶事例:NCM 大阪オフィスリニューアル

6. 耐久性と安全性を備えた外装リニューアル

⽇本橋三越本店本館(左上)/伊勢丹新宿本店(右上)/⼤⼿前⼤学D校舎アートセンター(下)

外装の改修は、建物の印象を刷新するだけでなく、防水性・耐候性・構造の健全性を確保するための重要な施策です。特に築年数の長い建物では、経年劣化による漏水や外壁材の損傷が、建物全体の寿命や利用者の安全に直結するため、計画的かつ丁寧な対応が求められます。加えて、現代の外装改修には環境価値の向上が不可欠です。屋上緑化や照明のLED化等、都市環境との調和やCO2排出量の削減等、環境負荷の低減が望まれています。

私たちNCMは、建物価値を尊重しながら、現代のニーズにこたえる外装リニューアルによって、建物の耐久性・安全性・環境性能の向上を支援します。

▶事例:日本橋三越本店本館 屋上活性化プロジェクト
▶事例:伊勢丹新宿本店 外壁改修・照明更新計画

コンサルティング事例

コンサルタント紹介

⽯坪 章

シニアディレクター

建築の主治医として、改修プロジェクトの計画から実施、評価までを一貫して行い、チームメンバーとの密なコミュニケーションを重視しています。顧客のニーズにこたえるため、最新の技術やトレンドを取りいれ、持続可能な改修事業のマネジメントを推進します。私たちの目標は、信頼されるパートナーとして、価値ある改修ソリューションを提供することです。

⽥中 義規

ディレクター

官庁施設の外壁改修工事や宿泊施設のリブランドプロジェクト、オフィスビルのコンバージョン等幅広い分野を担当。改修プロジェクトを環境問題、地域社会の問題として捉え、既存建物の有効活用を支援します。プロジェクトの成功のためにクライアントやステークホルダーの声に耳を傾け、寄りそうことで、クライアントの利益最大化を目指しつつ、社会や地域にも貢献できる提案を心がけています。

⼭地 浩充

ディレクター

官庁・民間オフィスビルの新築・改修プロジェクトから、水族館等の文化施設・ホール・地下街等の大規模改修プロジェクトを担当。運用しながらの工事立案や、お客様のご要望に沿った維持保全・バリューアップ提案をさせていただきます。担当した広島県庁舎改修プロジェクトにてロングライフビル部門BELCA賞を受賞。

小早川 朋久

ディレクター

官庁ホールの改修から、民間大学のキャンパス再編および大規模改修等、官庁施設・教育施設を中心に大小様々な改修プロジェクトを担当。また伝統木造建築やコンクリート造の近代百貨店等、歴史的建造物における再生分野の実績を持つ。日常の身近な建物も、文化財的価値のある特別な建物であっても、活用しながらをモットーに、伝統と現代的な価値がマッチングして、新たな付加価値をクライアントへご提供できるよう尽力します。

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