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フェニックス・シーガイア・リゾート 大規模リニューアル
Major Renovation for Phoenix Seagaia Resort

地方リゾートの新たな魅力を引き出す
資産価値と体験価値の向上

フェニックス・シーガイア・リゾートは、リゾート法1号施設として1994年に全面開業した敷地面積237ha、延床面積35万㎡、大小20以上の施設を抱えるリゾート施設です。
NCMは5年以上に渡り、経営的視点から運営管理視点までを備えた総合マネジメントを提供し、保有資産の「選択と集中」による施設の事業価値と体験価値の向上に寄与しました。
長期・広大・多数・多用途である施設およびプロジェクトを、トータルに取り纏めるコントロールタワーとして、戦略的・効率的・効果的かつ、しなやかな対応を行い、良好なプロジェクトチーム形成を実現。
発注者の大きな決断を支え、全ての関係者にとって「誇り」となる施設に生まれ変わる全過程を推進すると同時に、CM業務領域拡大の可能性を示すフラッグシッププロジェクトとなりました。

フェニックス・シーガイア・リゾート 大規模リニューアル

TYPE
  • ホテル
  • リノベーション
INFORMATION
CLIENT
セガサミーホールディングス株式会社、フェニックスリゾート株式会社
LOCATION
宮崎県宮崎市山崎町浜山
USE
ホテル、コンベンション、クラブハウス、店舗等
FLOOR AREA
2,375,156㎡(敷地面積)
STRUCTURE
SRC造・S造・RC造・W造、 地上44階・地下2階 ほか
COMPLETION
1993年 ほか
AWARD
CM選奨2018 優秀賞、ConsMa2019 Global CM Contest
TEAM
高島屋スペースクリエイツ、丹青社 ほか
初期段階は日建設計と共同

736室のほぼ全客室から太平洋が望め、雄大な朝日や月の道が鑑賞できるシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート。
開業以来初となる全面改修において、ルームミックスから練り直し、デザイン・設計・施工の品質管理、コスト・スケジュール管理、最適な調達と的確なチームマネジメントを実行し、敷地と既存建物のポテンシャルを最大限に生かした改修を実現しました。

ガーデンエリア“THE LIVING GARDEN”

「フォトジェニック」な空間を意図した屋外プール・ガーデンエリアのリニューアル。

基本計画から工事完了まで約1年という短期スケジュールにおいて、申請や調達の工夫を行い、夏のプールオープン、秋の屋外バー(KUROBAR)オープンを実現しました。

夏は華やかなプールエリア、秋から春にかけてはしっとりとしたKURO BARが多くの宿泊客を迎えます。

大小20以上の施設がもつ課題は様々であり、予算は限られています。私たちは経営者と運営者それぞれの想いを実現するべく、建物ごとの情報を整理し、経営戦略や運営方針を策定するための材料を提供し、大きな決断への支援を行いました。

規模も用途も異なる各施設に対し、経営戦略・運営方針から「改修」「修繕」「解体」の大方針を定め、それぞれに最適な調達を実行しました。基本設計者選定は4回、工事発注は14回に及び、工事入札参加施工者は延べ100社以上を数える中、競争原理が効果的に働く環境を整えることで予算内での契約を実現しました。

また、複数の計画が同時進行し、多様な関係者が参画する本プロジェクトにおいて、スケジュール、コスト、タスク、役割分担、リスクなどを常に「見える化」することにより、スムーズな意思決定や合意形成を実現させ、関係者一人ひとりが責任をもって、かつ安心して取り組めるプロジェクト環境を整えました。

MEMBER’S VOICE

全ての人にとって「誇り」となる施設へ

「良いものを残したい」
新築だけでなく、改修においても、修繕においても、解体においても、それぞれの立場で、それぞれの事情がある中で、ゆるぎない共通の想いがあると信じています。全ての関係者を尊重し、この共通の想いに少しでも近づけることがマネジメントの大切な役割のひとつであると意識しながらプロジェクトを推進してきました。このプロジェクトに携わった全ての人が、互いに尊重し、互いに思いやることで困難な状況の多くをクリアできたのだと思います。
プロジェクトはまだ続きますが、これからも経営者・運営者とともに、これまで本プロジェクトに関わった方々がプロジェクト関係者として、また施設利用者として帰ってこられる場所をつくり、維持したいと思っています。

コンストラクション・マネジャー/川窪 千壽