ICPMA Awards 2023において2プロジェクト同時受賞！

「中土佐町公共施設群高台移転プロジェクト」（「最優秀建設プロジェクトマネジメント賞」受賞）は、人々の安全を最優先させるという社会的意義の重要性と被災後の迅速な復旧計画まで見据えたまちづくりの考え方、および発注者が解決すべき本質的な課題を掘り起こすアプローチが評価された。津波被害の可能性がある欧州や他の地域においても学ぶべきものが多い。
「四国水族館・神戸ポートミュージアムプロジェクト」（「サステナビリティ賞」受賞）は、建設プロジェクトマネジャーがハブとなり、官民の連携によって、プロジェクトの財務（経済性）と、非財務（ESG、サステナビリティ）の両立を実現したことが評価された。欧州では同様の手法はめずらしく、国際的に紹介する意義がある。
両プロジェクトは、その土地の文化を反映したプロジェクトであり、我々に新しい視点をもたらしてくれた。

最優秀建設プロジェクトマネジメント賞
「中土佐町公共施設群高台移転プロジェクト」担当　佐々木 康貴
技術的知見の発表だけではなく、中土佐町の魅力と、自然災害に立ち向かう事業のスケールを余す事なく伝えようと思いました。
グローバルな舞台においても、日本の価値や魅力を我々の仕事を通じて大きなインパクトをもって伝える事ができると確信していましたので、最優秀賞という形で評価された事は大変嬉しく思います。

サステナビリティ賞
「四国水族館・神戸ポートミュージアムプロジェクト」担当　榎本 拓幸
四国水族館、神戸ポートミュージアムの両プロジェクトでは、「環境」のサステナビリティにとどまらず、「社会・ガバナンス」にも配慮したプロジェクトマネジメントを実施したことが高く評価されたと感じています。
我々の考えるサステナブルなプロジェクトマネジメント手法が、日本にとどまらず国境を越えてアピールできたことを嬉しく思います。