1. HOME
  2. PROJECT
  3. グローバルサイエンスセンター横浜

グローバルサイエンスセンター横浜 Global Science Center Yokohama

既存事業所の機能統合・再編と、世界へ発信する拠点づくり

臨床検査事業を祖業としているユニバレオ社の、介護事業、健診事業、海外事業などの事業分野を拡大させる拠点づくりのプロジェクトです。30,000㎡超の研究施設を一旦スケルトン*にした後、全面改修を実施しました。
日建設計コンストラクション・マネジメント(NCM)は企画・計画段階から工事段階までのコンストラクション・マネジメント(CM)業務を行いました。
企画・計画段階では、建物の建替えと改修の比較検討を行い、改修の方針決定を支援しました。実験室の検討では研究ヒアリングなどを実施して実験室と臨床検査室や環境検査室などの検査室の配置検討や各実験室の仕様を取りまとめました。さらに事務所・会議室、コールセンター、職員の厚生スペースとしてのカフェテリアやフィットネス室、健康診断スペースの整備の検討を行いました。その他のエリアは将来、稼働を止めずに改修工事が実施できるように設備配管などをあらかじめ設置し、将来計画にフレキシブルに対応できる未実装スペースとして整備する方針としました。設計段階では基本計画段階の検討内容が反映されているのかの確認や、設計と並行で実施している解体工事の各種調査結果が設計内容に適切に反映されているかを確認・助言しました。工事段階では設計変更及び物価上昇に伴うコストの妥当性を一つ一つ全項目の確認や、第三者専門家として現場巡回を行い、新たな改善点の助言を行いました。
NCMはプロジェクトの各段階で、設計内容の確認、設計工程管理、施工品質確認、工事工程管理について、CM業務を行い、発注者の世界へ発信する拠点づくりに貢献しました。
*・・・壁紙やカーペットなどの内装を施さず、建物の躯体が剥き出しの状態

(写真提供:東急建設株式会社)

グローバルサイエンスセンター横浜

TYPE
INFORMATION
CLIENT
株式会社ユニバレオ
LOCATION
神奈川県横浜市
USE
研究所、オフィス
FLOOR AREA
30,982.80㎡
STRUCTURE
SRC造
地下1階、地上3階、塔屋1階
COMPLETION
2023年6月
TEAM
設計・施工:東急建設株式会社
CM:日建設計コンストラクション・マネジメント