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オーシャンドーム解体工事 Ocean Dome demolition work

世界最大級の大屋根を持つ屋内プール施設の解体工事をマネジメント

フェニックス・シーガイア・リゾート内でシンボル的な施設だった世界最大級の屋内プール「オーシャンドーム(1993年竣工)」の解体工事です。シーガイア全体の施設再構築計画を進める中、経営資源の選択と集中により、解体に踏み切りました。 
日建設計コンストラクション・マネジメント(NCM)は、既存の施設を稼働させながらの解体工事と設備インフラ盛替え工事のコンストラクション・マネジメント(CM)業務を計画段階から発注・工事段階まで一気通貫で実施しました。 
「世界最大のウォーターパーク」としてギネス認定を受けた開閉式の屋根をもつオーシャンドームの解体工事業者の選定にあたっては、大手ゼネコンや専門工事業者による提案型の工事業者選定を実施しました。解体工事は、日本最大クラスの解体重機を用い、足場の設置を極力減らした無足場工法による解体方法によって、大幅にコストを低減し、短工期かつ無事故・無災害での工事を実現しました。また設備インフラ盛替え計画を立案し、リゾート施設を稼働しながらの解体工事をトラブルなく完了させることができました。

(写真提供:鹿島建設株式会社)

オーシャンドーム解体工事

TYPE
INFORMATION
CLIENT
フェニックスリゾート株式会社
LOCATION
宮崎県宮崎市山崎町浜山
USE
店舗、プール
FLOOR AREA
解体対象 55,380㎡
STRUCTURE
S造、RC造 ほか
地上3階
COMPLETION
2017年7月
AWARD
CM選奨2018 優秀賞
ConsMa2019 5th Global CM Contest Award of Excellence
TEAM
解体:鹿島建設株式会社
設備盛替え:株式会社九南・株式会社三晃空調・高砂熱学工業株式会社
CM:日建設計コンストラクション・マネジメント

上記建物用途や面積等の情報は、解体前のものです。

オーシャンドーム解体では、前例のない大型ドーム建築物の解体であること、また宮崎において注目度が高く、近傍にホテルを配する立地であることから、安全面に最も配慮しながら経済性や工期を考慮した解体計画の提案を行い、計画立案の支援を行いました。
ギネス認定の解体重機であるSK3500解体機を導入し、無足場工法でのドーム屋根の解体計画策定を支援。無事故かつ予定工期よりも早く屋根解体を完了に導きました。

解体前(手前に見えるのが、オーシャンドーム)

解体後

リニューアル後のフェニックス・シーガイア・リゾート