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武田グローバル本社リノベーションプロジェクト Takeda Global Headquarters Renovation Project

働き方の次のステージへ
交流を育み活用されるオフィスへのリノベーション

武田薬品工業のグローバル拠点・武田グローバル本社のリノベーションプロジェクトです。本社ビル新築竣工から4年、従来のデスク固定式のオフィスレイアウトとコロナ禍でのリモートワーク中心の働き方からの変革を求めて、執務空間のあるオフィスフロアを中心に改修計画が起案されました。
NCMによる武田グローバル本社新築時の総合的なマネジメント業務の流れを受け、このリノベーションプロジェクトではプロジェクトマネジャー(PMr)として、様々な拠点や専門部署から参加する発注者、フロアごとに異なるプロジェクト体制、多種にわたる専門工事の分離発注という複雑なコンテクストの中でプロジェクトを実現すべく、新築時につづいてNCMがハブとなり全方位をカバーする総合支援型マネジメントを達成しています。

武田グローバル本社

TYPE
INFORMATION
CLIENT
武田薬品工業株式会社
LOCATION
東京都中央区
USE
オフィス、会議室、カフェ
FLOOR AREA
約19,000㎡(改修階のみ、建物全体面積 45,578.29㎡)
STRUCTURE
S造・SRC造・一部RC造 / 地上24階・地下4階・塔屋1階
COMPLETION
2023年10月
TEAM
内装設計:Gensler(16F以外)/ 株式会社ディー・サイン(16F)
インテリアデザイン監修(16F): SAMURAI
施工:竹中工務店他
PM:日建設計コンストラクション・マネジメント

人が集い、交流し、時に休むためにデザインされたスペース- ENGAWA HIROMA。新築時のアートワークと同様のモチーフを用いた木製欄間と間仕切りなく広がる空間が、オフィスを感じさせない特別な空間を演出しています。

MEMBER’S VOICE

つなぐ力が新しい空間を創り出す

オフィス改修はただ古いものを解体し、新しい空間が創り出されるだけではありません。オフィスでの業務を絶やさないこと、継続利用できるものは転用すること、既存時に築いてきたものを継承すること、様々な関係者とのコミュニケーションを重ねることなど、つなぐことで創り出されるものでもあります。その「つなぐこと」にこそ、マネジメント力が必要とされます。
新築時からのCM/PM業務の信頼性を受け継ぎ、クライアントや関係者と多くの議論を重ね、厳しい条件やスケジュールを調整しながら推進させる、つなぐ力を最大限に要した今回のプロジェクト。新しく生み出された空間で、人と人がつながる「つなぎの継承」になることを望みます。

ディレクター/南 章子