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2022.02.08 TUE
CM(コンストラクション・マネジメント)
オフィスや商業施設、工場や研究所、学校、医療施設、ホテルなどの建設プロジェクトでは、基本計画段階から竣工まで多数のステップを踏んでいく必要があります。プロジェクトの規模が大きいほどそのプロセスは複雑になり、さまざまな悩みが生じることもあるはずです。そうした問題を解決し、建設プロジェクトを成功に導くカギとなるのが、「コンストラクション・マネジメント(CM)方式」の導入です。 ここでは、コンストラクション・マネジメントとは何か、その歴史、導入の流れなど、コンストラクション・マネジメントの基本を詳しく解説します。
2024.08.22 THU
建築・建設の基礎知識
2020年、日本政府が「2050年カーボンニュートラル宣言」を発表したことをきっかけに、「カーボンニュートラル」という言葉を耳にする機会が増えました。地球温暖化による気候変動問題の解決に向けて、世界共通の目標として掲げられる重要なキーワードです。また、国や政府だけでなく、国内外の企業にもカーボンニュートラルの達成に向けた具体的な取り組みが求められています。 今回は、カーボンニュートラルの基本情報と、建設・建築業界が行っている取り組みについて紹介します。
2024.08.05 MON
建築業界では「発注方式」という言葉が使われています。「発注方式」とは、建築プロジェクトを進める上で、設計業務や工事施工などを専門業者に発注する方法全般を指す建築用語です。発注方式は時代の変化とともに多様化しており、発注者の優先事項やプロジェクト特性に応じて適切に選択することが重要です。 今回の記事では、そんな「発注方式」について解説します。主な種類やそれぞれの特徴についても紹介しますので、参考にしてください。
2024.07.25 THU
「設計・施工一括発注方式(DB方式)」は、建設プロジェクトの進め方の一つです。設計・施工を一つの施工会社に発注するこの方式は「工事品質の向上」「コスト変動の低減」いったメリットが期待できる一方で、事前に把握しておくべきデメリットも存在します。 今回は、建設プロジェクトにおける設計・施工一括発注方式の概要、メリット、デメリットについて詳しく解説します。また、デメリットを解消するための方法についても触れますので、ぜひ参考にしてください。
2024.06.17 MON
建物の価値を末長く維持し、安心して利用していくためには、計画的な「ライフサイクルマネジメント(LCM)」が欠かせません。建物のコストは建設費用が注目されがちですが、寿命が長くなるほど維持・保全、管理にかかる費用が増え、建設費を上回ることがあります。適切なライフサイクルマネジメントは、建物の価値を最大化し、保有資産としての価値を高めるための重要な取り組みです。 今回は、そんな建物のライフサイクルマネジメントの重要性や注目すべきポイントについて、詳しく解説していきます。
2024.04.25 THU
さまざまな分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が聞かれます。少子高齢化やパンデミックといった社会的な変化に柔軟に対応するため、さらには市場競争を勝ち抜くために、DXの推進は企業にとって避けられない課題となっています。これは建設・建築業界においても同様です。 今回は、建設・建築業界におけるDXの重要性や、課題・対策などについて詳しく解説していきます。
2024.04.04 THU
近年、企業活動に深刻な影響を及ぼす自然災害の発生や世界的な感染症の蔓延などで、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)への重要度はますます高まっています。企業の事業活動の危機を回避する観点から、企業規模や事業内容を問わず、どの企業にとってもBCPの策定は経営レベルの課題として位置付けられます。 しかし一方で、ノウハウや時間を必要とするBCPの策定に取り組む余裕がない企業が多いのも実情です。そのような中で、BCPコンサルティングが、こうした企業の強力なサポートになると注目されています。 今回は、BCPコンサルティングとは何か、なぜ必要とされるのかについて、詳しく解説します。
2024.03.04 MON
建物の建設や改修、長寿命化、解体といった建設工事や、道路やトンネル、ダムなどの土木工事の工事現場における「施工管理」の業務は、同じ建設業界の「コンストラクション・マネジメント(Construction Management、略称:CM、直訳:建設管理)」と同じ管理を行うと混同されることがあります。さらに、「施工管理」は同じ発音の「施工監理」と混同されたり、同じ建設現場の最前線で業務を行う「現場監督」と混同されることもあります。これらはそれぞれの役割や立場、業務内容が異なるため、正確に理解する必要があります。 本コラムでは、外部から見るとしばしば混同されるこれらの4つの業務の役割や違いを詳しく解説します。
2024.02.21 WED
脱炭素社会を目指した取り組みが世界規模で行われる現在では、建物からの二酸化炭素(CO2)排出量についても問題視されています。日本でも国の政策として、建築物省エネ法を改正するなど、企業に対しても対応を求める中で、BEMS(ベムス:Building Energy Management System)は建物の省エネを実現するシステムとして期待されています。 今回は、建物のエネルギー管理システムのBEMSについて、その仕組みやメリット、デメリットを解説します。
2024.02.14 WED
最新のデジタル技術を活用した「スマートビルディング」への関心が高まっています。スマートビルディングは、エネルギー消費の適正化を図るだけでなく、ビル管理者・利用者の双方にとっての利便性の向上やセキュリティ強化、業務の効率化などが期待できます。 今回の記事では、スマートビルディングが注目される理由、導入前に知っておきたい課題について解説します。