NIKKEN BRAND
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2022.02.08 TUE
CM(コンストラクション・マネジメント)
オフィスや商業施設、工場や研究所、学校、医療施設、ホテルなどの建設プロジェクトでは、基本計画段階から竣工まで多数のステップを踏んでいく必要があります。プロジェクトの規模が大きいほどそのプロセスは複雑になり、さまざまな悩みが生じることもあるはずです。そうした問題を解決し、建設プロジェクトを成功に導くカギとなるのが、「コンストラクション・マネジメント(CM)方式」の導入です。 ここでは、コンストラクション・マネジメントとは何か、その歴史、導入の流れなど、コンストラクション・マネジメントの基本を詳しく解説します。
2023.09.04 MON
建築・建設の基礎知識
建設業界は、厳しい労働条件で知られる「3K」(キツイ、汚い、危険)のイメージを持たれる方もいるかもしれません。しかし、時代は変わり、その労働条件の改善とイメージを一新するために、新たな「3K」への取り組みが建設業界で注目されています。それが「新3K」です。 新3Kとは、具体的には何を意味し、その建設業界への影響はどのようなものでしょうか? 今回のコラムでは、新3Kの意味とその実現に向けた取り組みについてご紹介します。
2023.07.25 TUE
建設業界は長い歴史の中で、常にその時代の最新技術を取り入れ、建設方法や運営方法を大きく進化してきました。近年の建設プロジェクトにおいては、図面の作成や保有施設の情報管理を行うツールとして「BIM(ビム)」の利用が高まっています。またBIMは建物の維持管理や都市計画の検討にも用いられています。 このBIMとは一体何なのでしょうか?そして、BIMのメリットやBIMの課題は何があるのでしょうか。今回はこのBIMについて、メリットやCADとの違いなどをご紹介します。
2023.07.03 MON
地球の温度上昇は、大雨、洪水、干ばつ、山火事などの被害を引き起こし、特に「グローバルサウス」と呼ばれる温暖地域の新興国や発展途上国に大きな影響を与えています。一方で、温暖化ガスを大量に排出する先進国の豊かさが増していく現状は、この問題の複雑性を示しています。 地球温暖化は「燃え盛る火事」に例えられることがあります。もし目の前に火事が起きれば、私たちは一生懸命に消火活動に取り組むでしょう。しかし地球温暖化は地球規模で広範囲かつ長期にわたるため、見えにくい問題となっています。しかし、大雨などの被害や貧富の格差の拡大は、私たちが直面している問題です。温暖化ガスの削減は火事と同じく、今すぐに対応しなければならない問題です。 この問題に取り組む一つの方法として、建設業界ではZEB(ゼブ/ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)が注目されています。今回は、このZEBの概要やメリット、デメリットについて解説します。
2023.06.13 TUE
近年、環境への配慮や社会貢献などの考え方が浸透し、企業経営においてもSDGs(持続可能な開発目標)を重視する気運が高まっています。これに伴い、建設業界でもSDGsに向けた取り組みが急速に進んでいます。 今回のコラムでは、SDGsと建設業の取り組みについて解説します。SDGsとは何か、建設業の企業がSDGsに取り組む重要性や、どのように取り組んでいるのかを見ていきましょう。
2023.05.09 TUE
オフィス移転
オフィス移転を行う企業にはさまざまな手続きが必要です。 移転を担当する事務局・担当者は、日常業務と並行して移転プロジェクトを進め、適切なタイミングで移転手続きを行う必要があります。オフィス移転や再編は、お客さまの会社全体を動かす大きなプロジェクトであるため、移転の事務局・担当者は移転による手続きの内容や申請・届出のタイミングを正確に把握し、適切な準備をすることが重要です。 そこで今回は、賃貸オフィスの移転で担当者が知っておくべき、代表的な移転の手続きを紹介します。
2023.02.28 TUE
オフィス・事務所の移転や再編は、新しい働き方、生産性の向上、社員間のコミュニケーションの活発化など、企業や団体としての持続的な成長につながる場をつくる重要なプロジェクトです。 オフィスの規模が大きくなるほど関係者も多くなり、考慮すべき事項が増え、いつ、何を行わなければならないか、不安に感じるお客さまも多いのではないでしょうか。 移転プロジェクトをスムーズに進めるには、移転の話が出てからなるべく早い段階で移転の大きな流れや手順を把握し、計画的に進めることが大切です。 そこで今回は、オフィスの移転で担当者が知っておくべき、移転の大きな流れや手順について、賃貸オフィスへの移転を例に解説していきます。
2023.02.01 WED
ビルの建設・改修
建設プロジェクトのコストはプロジェクトの成否を決める重要な要素です。建設プロジェクトは、企画段階から始まり、設計段階、工事段階、竣工まで長期に及びます。建設プロジェクトの進行中は、予算内で竣工を迎えられるようにコスト管理を行う必要があります。建設プロジェクトの規模が大きくなるほど建設コストの管理は複雑になり、さまざまな悩みが生じることもあります。そこで今回は、お客さまが設定した予算内で建設プロジェクトを進めていくポイントについて解説します。
2022.12.26 MON
会社が成長してその規模が大きくなってくると、自社ビルの所有を検討することがあります。自社ビルを所有するメリットは資産としての価値だけでなく、建物のハード面(建物・設備)から得られるメリットも考慮して自社ビルの所有を検討する企業も存在します。 そこで今回は、自社ビルを所有するメリットとデメリットについて、詳しく解説していきます。
2022.11.28 MON
建物を良好な状態で使用していくためには、計画的な修繕が必要です。建物は時間の経過や使用状況によって物理的な劣化や社会的な劣化が発生します。例えば、空調や電気設備、トイレなど、劣化により性能や快適性が低下することがあります。また時代の変化とともに社会のニーズにあった用途・空間づくりが求められます。上記のような物理的劣化・社会的劣化は賃料や資産価値に影響します。そこで今回はオフィスビルを例に、オフィスビルの維持・保全、改修についてご説明いたします。